【体験談】クラッシャー上司に潰されない3つの方法『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』松崎一葉 著【書評】

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上司のパワハラがしんどい…

上司と関わりたくない…

大半のサラリーマンには“上司”がいます。そして上司は選べません。

さらに、その上司が自分の悩みになることがあります。

  • パワハラ上司
  • 無気力上司
  • モラハラ上司

このような上司を総じて「クラッシャー上司」といいます。

世の中には平気で部下を追い詰める「クラッシャー上司」が存在しています。
パワハラやセクハラが問題視され、注目されているこの現代でも「クラッシャー上司」は生まれているのです。

私も無気力上司、パワハラ上司、モラハラ上司に散々悩まされてきました。

今回は筑波大学医学医療系 産業精神医学・宇宙医学グループ教授の松崎一葉の著書クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち (PHP新書)を参考に私の経験を含め書かせていただきました。

クラッシャー上司に潰されないためにも、自分がクラッシャー上司にならないためにも学んでいきましょう!

この記事を読んでわかること

○クラッシャー上司とは?
○クラッシャー上司に遭遇してしまったときの対応は?

 



クラッシャー上司とは「部下を潰しながら出世する人」

部下を精神的に潰しながら、どんどん出世していく人」です

クラッシャー上司には、以下の特徴があります。

  • 自分は善であるという確信
  • 他人への共感性の欠如
  • 基本的に仕事ができる

自分の善を突き通し、潰していく部下に罪悪感が全くない。

そして、基本的な能力があるというところが厄介。

どんどん出世していくので、会社が問題性に気づいたときには処分することができなくなっています

とにかく困った上司ということです。

クラッシャー上司に対抗する3つの手段

では、そのような上司に当たってしまった場合どうすればいいのか。

結論から言うと、下記の3つです。

  • なぜ暴れているか理解する
  • 適当に流す
  • 被害者感情をシェアする

1つずつ解説していきましょう。

なぜ暴れているか理解する

まずは、クラッシャー上司が何故暴れているか理解することです。

クラッシャー上司が暴れている理由、それはほぼ決まっています。

それは「鈍感さ」と「憂さ晴らし」です。

そこに注目して1度上司を客観的に観察してみてください。

上手く言っていない時や気に食わない時に怒っているな

ちゃんと伝わってないかも

そんなことに気づくはずです。それだけでも少し心が楽になりますよ。

対処法1

上司を客観的に観察する

適当に流す

自分にとって気に食わないことが起きると幼児退行してハラスメントを行う。
あるいは他人に共感できない、コミュニケーション能力に乏しい人間なのである。
「そんなしょうもない人間である」と認識することが最初に必要なのである。

『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』

そう。しょうもない人間なのです。仕事ができようが「しょうもない人間」なのは変わりないのです。

クラッシャー行為を真に受けるとかなりメンタルにきますが、

はぁ!?

その対応しょうもなっ!

そう心の中で思うだけで、だいぶメンタル楽になります。

そして、クラッシャー上司が絡んできても適当に流すことです。

思い通りの反応をしてしまうと格好の的です。

何か言ってきたら、冷静に「アドバイスありがとうございます」と満面の笑みで返すべきです。

対処法2

「アドバイスありがとうございます」で受け流す

被害者感情をシェアする

万が一、クラッシャー上司の的になってしまった場合は被害者感情をシェアしましょう。

なるべく近い人間にシェア。一人じゃないと思うことが大きな救いです。

孤独があなたをさらに苦しめます。

  • 家族や同僚に話す
  • コミュニティに参加する
  • SNSでつぶやく

今の時代はSNSで簡単につぶやけます。同じ状況にある人に出会えるかもしれません

間違っても批判になってはいけませんが、とりあえず呟いてみますか。

対処法3

SNSで感情をつぶやいてみる

【実体験】クラッシャー上司から対処方法

実は私も上司のハズレくじを引いたことがあります。

その時の上司は、

  • ネチネチ細かいことに文句をいう
  • 怒鳴るは日常、たまに手が出る
  • 誰かがミスするたびに緊急会議で叱責

実際に私の周りは、精神的に潰れてしまった人や会社を離れた人が多々いました。

人が辞めていく理由が明らかに自分なのに、全く自分が悪いと思っていない。
逆に人が辞めていく職場を「オレが支えている」と発言もしていました。

離職率の多さに人事のメスが入り、最終的にはその上司は更迭していきました。

その後、私も退職しました。


この体験の中で一番辛かったのは「理由もなく長時間怒鳴られること」でした。

しかし、何とか精神を壊さず乗り切ることができました。

それは、心のどこかでその上司のこと「適当に流していた」からだと感じます。

怒られてる時に、

「この人同じこと何回も言ってるけどニワトリなのかな?」

「こんな長時間…どんだけ暇なんだよ」

「わかってんのか!?が口癖だな。今ので15回目」

みたいなこと考えてました。

考えないとなってられなかったってのもあります。

上記で3つ対処法をお伝えしました。

  • クラッシャー上司がなぜ暴れているか理解すること
  • 適当に流すこと
  • 被害者感情をシェアすること

この中でも「適当に流す」が応急処置的で即効性があります。

どうにもいかない時は「逃げる」

正直なところクラッシャー上司は様々です。
上記の対処法では、どうにもならない時があると思います。

そんな時は「逃げる」が賢明です。

辞めていく人達を見て、正直羨ましい気持ちもありました。

会社には退職を拒む権利はありません。勇気を持って伝えてください。

とはいえ、ドラマみたいに「辞めます!!」といって退職届叩きつけるわけにもいきません。

ちゃんと手順をふむ必要はあります。

クラッシャー上司は話なんて聞いてくれない

そんな方も多い思いますが、今は便利な時代で退職代行というサービスが存在します。

実際に同僚がこのサービスを使用し、トラブルなく気づいたら辞めていました。

まとめ

今回はクラッシャー上司への対処法として、3つお伝えしました。

  • クラッシャー上司がなぜ暴れているか理解すること
  • 適当に流すこと
  • 被害者感情をシェアすること

このような対処方が効かない、どうしようもないという時は「逃げる」がベストな選択肢です。

「クラッシャー上司が話なんて聞いてくれない」という方に向けて退職代行というサービスも紹介させていただきました。

そして、もっとクラッシャー上司について知りたいという方はぜひ『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』を一度読んでいただきたいです。

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