【SDGs】サステナブルを達成するために個人で何ができる?

知識
  • SDGsの目的ってなに?
  • 子供からSDGsって何?って聞かれたけど上手く答えられなかった
  • SDGsって個人で何かできることあるの?

昨今のビジネスだけではなく、日常生活でも耳にするようになったSDGs
企業をはじめ様々な場面で取り入れられ、知らないじゃ済まされない時代となりました。

そこでこの記事では、「SDGsとは?」から「実際何をすればいいのか」というところまで解説していきます。

この記事でわかること

・SDGsとは
・日常生活でSDGsに関してできること
・個人や職場でできること

 



SDGsとは「持続可能な開発目標」

SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略称で、日本語に訳すと『持続可能な開発目標』といいます。

持続可能な開発、、とは?

日本語に訳してもよくわかりませんよね。

国連ではこれを「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」と定義しています。

うーん。まだちょっとわかりにくいですかね。

要は「今の世代で好き放題やって、次の世代に迷惑をかけないような開発をしなさい」ということです。

国連に加盟する全193カ国が達成を目指す2016年から2030年までの国際的な目標です。

目標は17あり、その中に169個の具体的なターゲットが設定されています。

SDGsの17の目標

目標1 貧困をなくそう
目標2 飢餓をゼロに
目標3 すべての人に健康と福祉を
目標4 質の高い教育をみんなに
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
目標6 安全な水とトイレを世界中に
目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標8 働きがいも経済成長も
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標10 人や国の不平等をなくそう
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標12 つくる責任つかう責任
目標13 気候変動に具体的な対策を
目標14 海の豊かさを守ろう
目標15 陸の豊かさも守ろう
目標16 平和と公正をすべての人に
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

加えて基盤に『誰一人取り残さない』という目標があります。

これは先進国だろうと、途上国だろうと関係なく全員でということです。

誰一人取り残さない』ことを目指す

なぜSDGsに取り組まなければいけないのか

では、何故SDGsに取り組まなければいけないのでしょうか。

それは、『地球がもたない』からです。

地球上の問題は大きく分けると「環境問題」「経済問題」「社会問題」の3つに分けられます。

これらの問題の原因を辿ると最終的に「人間」に行き着きます。

少し例を挙げます。

環境問題
・森林を伐採することによる地球温暖化
・動物や魚を乱獲することによる絶滅
経済問題
・経済格差の拡大
・雇用の不安定
社会問題
・人種による差別
・少子高齢化

どうでしょうか。

日本のみならず全世界で言えることだと思います。

これを放置すると問題が拡大し、ついには取り返しのつかない事態になります。

いや、もう取り返しのつかない事態に足を一歩踏み入れている状態とも言えます。

地球環境に関して、「プラネタリー・バウンダリー」という概念の中では、既に「生物種の絶滅の速度」と「生物地球化学的循環」の要素で不安定な領域を超えているとされています。

プラネタリー・バウンダリー」とは?

スウェーデンにあるストックホルム・レジリエンス・センターの所長だった環境学者ヨハン・ロックストローム博士らが提唱した概念。地球の安定性を維持するために必要なシステムの総称
地球の安定性・自然治癒を維持する上で重要な9つの要素を特定して、限界を超えていないか分析・検証するもの。

9つの要素には、「成層圏のオゾン破壊」「気候変動」「土地利用変化」などがある。

このまま放置してしまうと、自分たちの首を締めることとなってしまい、将来の世代は立ち行かなくなってしまいます。

そうならないためにも、「人間」によって発生した問題だから「人間」が解決するべきだということです。

日本の現状

SDGsの達成状況は?

世界のSDGs達成度ランキングでは165カ国中18位(2021年)

おー結構上位!いい感じ!

と喜んでもいられないのです。

2017年:11位
2018年:15位
2019年:15位
2020年:17位
2021年:18位

えー!下がってる!

そうなんです。様々な創意工夫で取り組んでいるにも関わらず、達成度の順位は下がり続けているのです。

中でも、

  • 目標5「ジェンダー平等を実現しよう」
  • 目標10「人や国の不平等をなくそう」

男女格差を測るジェンダーギャップ指数2021で、日本は153カ国中120位ということからもわかるように、男女賃金格差や所得格差の拡大などから足を引っ張る結果となっています。

SDGsの達成上位の国は?

ではトップの顔ぶれを確認してみます。

  1. フィンランド
  2. スウェーデン
  3. デンマーク

北欧の国がトップ3となっています。

北欧では、SDGsの認知度が高く、そのために取り組みを行っている人も多いと特徴もあります。

北極圏が近いために、氷山が溶けて崩れる様子など「環境問題を間近で見ている」ということも人々を行動に移す原動力となっている気がします。

個人でできることは?

ではここからは具体的に何をすればいいのか解説していきます。

  • 目標を理解する
  • 「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」を実践する
  • エシカル消費を心掛ける
  • SDGs債を購入する

目標を理解する

まずは各目標をじっくり見てみるのが重要です。

SDGsではロゴマークの印象が強いですが、1つ1つゴールの原文があります。

例えば、『飢餓をゼロに』は「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」という原文があります。

各目標の原文 ⇒ 『SDGグローバル指標(SDG Indicators)引用元:外務省

ここまで見ると具体的な未来の姿が想像でき、具体的な行動が見えてきます

また、原文を読む中で興味の湧くものや使命感を感じるものがあれば、それを深く掘り下げていくのもいいと思います。

SDGs自体を短期間で確実に理解したいという方は、SDGs検定講座というオンライン講座を受講した後で「SDGs検定」を受けてみることもオススメです。

「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」を実践する

一つのガイドラインとして、国連が公表している『持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド(改訂版)』があります。

ここには、誰でも取り組める内容記載されていますので、一度読んでみると「こんなことでもいいのか!」と気付けるはずです。

最初はレベル1の「ソファに寝たままできること」から実践してみるといいかもしれません。

  • 請求書が来たら、銀行窓口でなく、オンラインかモバイルで支払おう。
  • いいね! するだけじゃなく、シェアしよう。
  • 照明を消そう。

などなど簡単にできることばかりです。

エシカル消費を心掛ける

エシカル消費」とは、
環境や人権に対して十分に配慮された商品やサービスを選択して買うこと

普段何気なく購入している商品でも、それを生産する過程で劣悪な環境で働かされている人がいたり環境が破壊されていたりする可能性があります。

このような背景からFSC認証やMSC認証、フェアトレード品など環境負荷や労働環境等に配慮された商品の販売が増えています。

このような商品を「選んで購入する」だけで一つ貢献することができます。

近年では、楽天でエシカル消費に特化した商品を購入できるショップもありますので、お家で簡単に購入できるようになっています。

インターネット上でエシカル消費できるサイト⇒『EARTH MALL with Rakuten

SDGs債を購入する

近年は北九州市をはじめ、SDGs債と言われる債券の発行を開始している自治体が増えています。

SDGs債は下のような種類があります。

  • 地球温暖化や再生可能エネルギー関連を対象とする「グリーンボンド
  • 子育て・介護支援、災害復興等を対象とする「ソーシャルボンド
  • グリーンボンドとソーシャルボンド双方を対象とする「サステナビリティボンド

このSDGs債で集められた資金は、自治体のSDGs関連事業で使用されたり、自治体から関連企業や団体への支援として使用されます。

自分では大したことできないので、企業や団体皆さんお願いします!お金は出します!

という方はSDGs債を購入することで間接的に貢献することができます。

 



職場でできることは?

個人でできることは大事なのですが、その効果は小さいのは事実です。
やらないよりはやっていた方が確実にいいのですが、、、

そこで企業の力は重要になります。

とはいえ、経営者でもない限り企業の力を最大限につかうことはできません

そこでこの記事では個人が会社でできる取り組みをいくつかご紹介します。

  • ムダ・ムリ・ムラをなくす
  • 省エネ機器を導入する
  • ハラスメントを言える環境を整える

ムダ・ムリ・ムラをなくす

一番わかり易いのが、職場で見えているムダ・ムラ・ムリをなくすことです。

ムダ:成果に対して、資金や資源などの投入が過剰な状態
ムリ:成果に対して、資金や資源などの投入が足りない状態
ムラ:ムリとムラが混在している状態

職場を見渡したときに、

「業務が多くて時間がたりない」

「紙や電力など資源を使いすぎている気がする」

なんてことありませんか?

ムダな会議を無くしてみる、紙で保管している書類をPDFで管理する、業務内容そのものを見直してみるなど少しでもできることはあるはずです。

いつもの作業でも視点を変えることで、ムダ・ムリ・ムラを見つけることができます。

一度冷静になり、日々の作業を見てみると「あれ?この会議ってそもそも何のためにやってるの?」と気付けるはずです。

ムダ・ムリ・ムラを見つけるには「視点を変える

省エネ機器を導入する

もしあなたがエアコンや冷蔵庫などの機器選定をできる立場であれば、省エネ機器の導入を検討してみてください。

家庭よりも使用時間や規模が大きいので、省エネ効果をより高くなります。

資源エネルギー庁のサイトで省エネ製品を検索することができるので、検討の際に使用してみてください。

資源エネルギー庁 「省エネ型製品情報サイト

ハラスメントを言える環境を整える

『目標8 働きがいも経済成長も』にあるように、職場環境を整えるのも立派なSDGsです。

特にハラスメントは現在でも横行しており、対策を講じることが重要です。

相談窓口等を設置することも大事ですが、常に職場間でコミュニケーションを取り、気軽に話せる環境づくりが大事です。

コミュニケーションを取り、気軽に話せる環境づくりを

まとめ

日本でSDGsについて内容を知っていると答えた人は全体の約25%です(ディップ株式会社 ディップ総合研究所調べ)

この記事を読んでる時点で、その4分の1に入っていると考えればそれだけでいい取り組みと言えます。

しかし、世界的に見るとその数値は非常に低く推移しています。

少ない認知度の中でも活動を活発にするためにも『関心を持ち続けること』が大事だと感じます。

日本だけでなく、世界の様々な問題に目を向けることが行動のはじめの一歩です。

私は、SNSで環境問題について情報知り、ハッシュタグやGoogleアラートを駆使して最新の情報を得ています。

簡単のことでいいので、その一歩を踏み出すことが重要だと感じます。

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