考えているのに全然前に進まない
なんか空回りしている。
そんな経験ありませんか?
では、どうすれば「深く考える」ことができるのか。
マッキンゼーに14年間勤めていた赤羽雄二さんの著書『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』が教えてくれます!
何故深く考えることができない
何故深く考えることができないのか。
それは「教わっていない」からです。
日本の教育では自分の考えをまとめるようなことがほとんどありません。
欧米のように考えて、意見をまとめて、討論するような授業が少ないのです。
ただ、ほとんどの人が自分の意見を持っています。
にも関わらず、考えがまとまらずに自信が持てず意見できない。
非常にもったいない状況にいます。
深く考え、まとめる方法
では、どうすればいいのか。
ずばり「メモ書き」です。
まず、A4の紙を横向きに置いて、左上にタイトルを書いて下線を引きます。
タイトルはなんでもいい。
「10年後に貯金を1000万にするために何が必要か」とか
「私が〇〇さんに疲れているのは何故か」とか
「ダイエットが上手くいかないのは何故か」とか
そのタイトルについて思いついたことを4つ〜6つ箇条書きで書き出します。
制限時間は1分。
字は自分だけ読めればいいですが、より具体的な内容を書きます。
これだけです。
著書の赤羽さんは長年に渡り研究を重ねて、この方法に行き着きました。
なので、B5使ってみました!パソコンで書きました!みたいなことがあれば赤羽さんに叱られることでしょう。。
考えがまとまる
これだけ!?
と思うかもしれませんが、騙されたと思って一度やってみてください。
なんとなく頭がスッキリします。考えが整理できてまとまります。
そして、あーオレってこんな考え持ってたんだみたいな新しい発見もあります。
毎日10ページ書くと、考える力が鍛えられます。
深く考えて、即座に決断できる。
まさに「ゼロ秒思考」です。
食品工場現場で
今回この本を読んで、特性要因図が頭に浮かびました。
QC7つ道具の一つ。
特性要因図または魚の骨っぽいのでフィッシュボーンと呼んだりします。
何か発生した事象に対して、主原因を探るために4M(人・機械・材料・方法)の面から考えれる原因を書き出して深堀りする方法です。何故の繰り返しです。
この特性要因図ですが、実際に現場で使っている方はどのくらいいるのでしょうか。
これも実際に作成してみると、そのことについて深く様々な面から考えることができるので頭の中で整理がつきます。
本当に解決したいのであればやるべきです。
いや、やるしかない。
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